西岡利晃ラストマッチ vsノニト・ドネア 王座統一戦 前編

WBCにて、世界スーパーバンタム級王座を獲った西岡利晃氏。

その西岡選手の現役最後の試合となったのが、WBOスーパーバンタム級王者のノニト・ドネアとの王座統一戦

西岡利晃 ラストマッチ ノニト・ドネア 王座統一戦

その当時、西岡選手は同階級で一番強いのはドネアだと思う、と語り、対戦するならドネアしか考えていない、らしき趣旨の発言もしたと見受けます。
当のドネア選手も西岡選手との対戦を熱望していたものの、当時は様々なマッチメイクの絡みでそう簡単には実現には進まなかった模様だったが、遂に実現する運びとなった。

西岡選手は日本母国では人気、実力ともに有名だった選手。モンスターレフトの異名の如く、その武器である左ストレートで幾多の対戦相手をマットに沈めてきました。

バンタム級時代は、3度戦ったタイのウィラポン選手からは、遂にベルトは奪えなかったものの、かなり健闘を見せています。

そして、S・バンタム級で王者となり、7度の王座防衛を経てドネアとの統一戦。・・・でしたが、これが相当な苦戦をしました。

ドネアが強い、凄い選手というのは世界的に有名な事。
閃光の様に鋭く速い左フックで多くの相手をなぎ倒して来ましたが、右のストレートも左右のアッパーも必殺パンチ。

用心して警戒しすぎたかの様な西岡選手は、なかなか攻撃の手を発揮できません。
1、2ラウンドはまだ少しずつジャブも出していたので、序盤の様子見としては悪くなかったですが、いかんせん、攻撃できない、前に出られない。

西岡選手の良さがなかなか発揮されないままの前半が進みます。






<<参考記事・変幻自在! 川島郭志 vs セシリオ・エスピノ>>

WBC・WBO世界スーパーバンタム級西岡利晃vsノニト・ドネアの王座統一戦、その紹介、前編です。






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